【宿泊記】『下田プリンスホテル』で楽しむ絶景オーシャンビュー‼︎

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宿泊記
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夫婦で静岡県の南伊豆エリアにある『下田プリンスホテル』に宿泊してきました。
南伊豆エリアは大好きな場所で何度となく訪れているのですが、こちらのホテルは初めての訪問。

余談ですが…30うん年前の学生の頃、あまりの海の綺麗さに魅了され、たびたび訪れていた下田。
当時はこの辺りのリゾートホテル『下田プリンスホテル』や『ホテル伊豆急』は高嶺の花。

そんな憧れだったホテルの事をふと思い出し、宿泊することになった次第です(^_^;)

今回は下田で行きたいお店があったため、食事無しの素泊まりプラン
私たちが実際に宿泊してきた感想も含めてお伝えできればと思っています。参考になれば嬉しいです。
(※2024年3月時点の情報になります。)

✔︎東伊豆エリアのホテル『伊東パウエル』の記事はこちら⬆︎

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『下田プリンスホテル』の基本情報

下田プリンスホテルは、1973年5月に開業した静岡県下田市白浜に位置するリゾートホテル。
設計は日本を代表とする著名な建築家の黒川紀章氏、施工は準大手ゼネコンの熊谷組です。

ホテルの外観は中央から左右に広がる形状をしていて、まるでカモメが翼を広げて飛んでいるかのようなデザイン。美しい白砂のビーチ「白浜中央海水浴場」に面し、オーシャンビューの客室からは雄大な大海原や美しい朝日を望むことができます。

アクセス

電車の場合】

伊豆急下田駅から下田プリンスホテルまで

  • タクシーで10分ほど
  • 路線バスで15分ほど…(東海バス)板戸・一色行き「下田プリンスホテル」停留所下車徒歩5分
  • 無料シャトルバスで15分ほど…予約制となり、出発時間も決まっているようです

車の場合】

東名高速沼津I.C.または新東名高速沼津長泉I.C.から天城や河津を経由して約1時間30分ほど。
そのほか、熱海や伊東を経由して東伊豆の海沿い(国道135号線)を走るルートなどもあります。
海を見ながらドライブができるのでこちらからのルートも楽しいですよ。

駐車場

⬆︎ホテルのエントランス前にある20台程の駐車スペース。
この他にも敷地内に駐車スペースがあり、全部で70台程の車が停められるそうです。

⬆︎入口から近い駐車場からの眺め。閑散期だったため、終始ホテルの近くに停める事ができました。

チェックイン

到着がチェックイン時間より少し早かったので、まだ閑散としてます。

エントランスの二重扉を進むとフロントとクロークがあります。
ここフロントがある場所が1階だと思ったのですが、下田プリンス館内図によると実際は2階になるようです。

ロビーの裏に回り込むような形で配置されたエレベーターで客室へ。

建物の最上階、5階のエレベーターを降りた所。
ここを中心に左・右(北東・南東)に廊下が伸びています。

今回宿泊する部屋、左(北東)方向の長〜い廊下を進みます。

廊下の窓から見えた景色。
左端にスケルトンの階段も見えてますね。

『下田プリンスホテル』の客室 ツインルームAタイプ

予約した部屋は、最上階の5階にある35.6㎡のツインルーム。
Aタイプの客室は“海に浮かぶクルーズ船”をイメージされたシックで落ち着いた空間。
全ての客室が禁煙ルームです。

客室のレビュー

部屋を入った左手奥にバスルームとトイレ、正面にクローゼット。
突き当たりを右へ入ると、ベッドスペース兼リビングスペースです。

ベッドは幅120cm・長さ195cmのセミダブルタイプ。

硬さの選べる枕が2種類とクッション。

ベッドの中央のサイドテーブル、就寝時にはここで携帯の充電ができて便利。
その下にセーフティボックスを完備。

ベッドの左手・窓側に広がるリビングスペース。
ベッドにもなる大きなソファーが2台あり、4人まで宿泊が可能です。

ソファーベッドの間の空間はとても広いので、中央のテーブルが小さく見えますね。
向かい合って座るとかなり距離感あります。

ベッドの右側の机。
ドレッサーとしての位置付けのようですが、電源タップもあって普通にパソコン作業もできそう。
WIFIも完備されていて、インターネットをするには問題のない速度でした。

そうそう、ルームキーは魚の形をしていて可愛い♡

机の上には消臭スプレーや虫除け・鏡・ティッシュペーパーなど。
電気ポットに入れる水ですが、バスルームの洗面蛇口から出る水が飲料水となっているようです。

パナソニックの加湿空気清浄機も完備。
個人的には荷物台があるのはとてもありがたい。

写真に撮ってなかったのですが…テレビはのサイズは小さく、広い部屋とはアンバランスなサイズ感でした。

廊下スペースにある設備(冷蔵庫・お茶セット・クローゼット)

冷凍室が付いた空の冷蔵庫
すみません、中身は私物です…(^_^;)

緑茶とほうじ茶、コップと湯呑みが4つづつ。個人的には、コーヒーがあると尚嬉し♡

クローゼットにはハンガー・ピンチ付きハンガー・スリッパ・フェイスタオル・バスタオルが4つづつ。

棚の引出しには浴衣や羽織。
ここに用意されていたのは、大人サイズのMサイズのみ。

他のサイズが必要な場合、電話をすると届けてもらえます。
2階クローク横の棚にも用意されていたので、ついでの時にもらってきても良いですね。

バスルーム・アメニティ

ホテルには大浴場が完備されてるので、部屋のお風呂は使っていません。

設備は古さはありますが、お手入れが行き届いていて清潔に保たれていましたよ。
白地に青の模様のタイルが素敵。

ただ、ドライヤーがトイレ用品と一緒に置かれているのは少し気になったかな…。

バスルームに備え付けのアメニティは手洗い兼洗顔フォームと、POLAのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープのみ。

ヘアブラシ・カミソリ・シャワーキャップ・歯ブラシの客室内での提供は廃止されたそうで、2階クローク横にある「アメニティバー」で必要なものを選ぶ方式でした。

室内干しができるアイテムが便利

ホテルでは珍しいタイプの物干しですが、このアイテムはなかなか重宝しました。

タオル類がたくさん干せるので、特にこれからの海水浴シーズンには大活躍。

浴室には物干しロープもあり、干す場所に困ることはないと思いますよ。

客室からの眺望は圧巻!!

部屋からの眺望は言わずと知れたオーシャンビュー!!
この景色は下田プリンスホテルの魅力の一つですよね。

どの部屋からも素晴らしい眺望が楽しめるように設計されているんですよね。

バルコニーからの眺めは更に最高!
外の空気を感じながら景色を楽しむことができますよ。

白い砂と海の青のグラデーションが最高に綺麗でした。

こちらは朝の景色。朝日が海面に反射して光の道が出来てました。
遠くに見えるのは伊豆大島や利島。

朝焼けの空もなんとも幻想的。
季節外れの静かな海も良いものです。

『下田プリンスホテル』の共用施設

ロビー

フロント正面に広がるロビー。

ソファーの脇には東伊豆町・伊豆稲取が発祥の地と言われる「雛のつるし飾り」。
ひな祭りの時に雛段の両脇に人形を飾る風習があるんだとか。

一見、生花が飾られていると思ってしまうほど、精巧に創られた折花。
作家さんの作品で、正方形の折り紙を重ね、ハサミを入れずに立体的に表現されているそうです。

展示コーナー

フロントがある2階のエレベーター前やそこから海岸に抜ける廊下には、ホテルの建設中の様子や開業時の写真などが展示してありました。

開業当時のパンフレット。

当時はボーリング場も完備されていたそう!
現在は夏季のみ営業しているガーデンプールも当時はオールシーズンの営業だったようです。

宿泊料金が、50年前と現在とであまり変わってないのは驚きですが…(°_°)

売店・ゲーム

サーフショップ直営の売店「MARINER STORE」。
お土産やドリンク類・かわいい雑貨や洋服・アクセサリーなどもあり、見ていて楽しいショップ。

こういう「おもしろTシャツ」はホテルの売店などでよく見かけますよね( ´∀`)

サーフボードも飾られていて、リゾート感あります。
初心者向けのサーフィンスクールもあるようです。

売店の隣にはこじんまりとガチャとクレーンゲームがありました。

コインランドリー

コインランドリーへ行く途中に製氷器を発見。
なぜ、ここに(・・∂) ?? 

奥へ進むと、洗濯機の乾燥機が5台づつと脱水専用機が2台。
使用時にホワイトボードに部屋番号を記入する仕組みのようです。

『下田プリンスホテル』の大浴場

下田プリンスホテルの展望温泉浴場は、開業当時からあったわけではなく1990年に増築されたそうですよ。
そしてここ、日の出時刻に合わせてオープンするという粋な計らいをしてくれてます。

源泉:下田温泉。
泉質:弱アルカリ性の単純温泉。
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛、・五十肩・慢性消化器病・冷え性など。

海に面したガラスは横幅10mの大きな一枚もの。
このガラスの所にスクイージーが置かれていたんですよね。
せっかくの絶景、窓が曇った場合にこれで水分を落として景色を楽しんで下さいという配慮なのかな…。

洗い場は11箇所程だったかと…。サウナや露天風呂はありませんでした。

⬆︎この写真は部屋から見た朝の景色なのですが…雲の隙間から後光が射し、そこを船が通るなんて素敵なシーンを湯船から見ることができました。
ゆったりとした朝の時間が過ごせて、最高にリラックス〜♨️(๑ˊ꒳​ˋ๑)

脱衣所ですが、写真に写っているドレッサーの他に、椅子に座って準備ができる場所が2箇所ほど。
ウォーターサーバー・ドライヤー・化粧水・乳液・クレンジング・コットンなども用意されてましたよ。

大浴場は最北端に位置していて、男性用が1階・女性用が2階にあります。

私たちが宿泊した部屋からは、近くにあるエレベータを降りてすぐという便利な場所にありましたが、部屋によっては長〜い廊下を歩くことになりますね(^_^;)

白砂のビーチ『白浜中央海水浴場』を散策

チェックアウト前に海岸を散策。
ここ白浜中央海水浴場は、環境省が選定した「快水浴場百選」にも選ばれた海水浴場。

ちなみに「快水浴場百選」とは、「美しい」・「清らか」・「安らげる」・「優しい」・「豊か」という水辺に係る評価軸に基づいて選定されているそうです。

海岸までのルート

2階にある「寿司処楽海」⬆︎メニューを横目に、海岸出入口から海岸へ。
う〜ん、美味しそう〜(๑´ڡ`๑)

綺麗な海を眺めつつ、デッキを降りて行きます。

途中にある更衣室と足洗い場。

ホテルの1階にある更衣室を利用した場合は直接こちらに出られるようです。

その先も長い階段が続きます。
途中にあるテラスにはサマーベットが置かれていました。

この日は風もあり、ちょっと海が荒れていました。

白い砂浜にホテルの白い建物が映えますね。

白砂の浜を散歩するのも良し、端の方の岩場で磯遊びをするのも良し。
これからの季節、透明度の高い遠浅の海での海水浴・アクティビティに最適ですよね。
そして、海から上がった後に温泉に浸かれるなんて最高!

お隣の『白浜大浜海水浴場』と違い、夏でも比較的混雑はしないようなので、静かに海を楽しみたい方にはこちらが良さそう‼︎

白浜中央海水浴場に残る戦争遺構

⬆︎ホテルの南側にある断崖を眺めていると、何やら四角い穴が(写真中央の右寄り)…。

⬆︎かなりアップにした画像ですが…人工的に掘られたような綺麗な四角形の穴が見えます。
なんだろう??と気になりフロントの方に聞いてみたのですが、分からないとのこと。

帰宅後、気になって調べてみたのですが…どうやらこちらは戦争遺構のよう。
大戦中に日本軍によって構築された銃眼らしいのです。
思わぬところで平和への感謝を感じることに…。
気になった方は下から眺めてみてはいかがでしょうか。

『下田プリンスホテル』宿泊費・まとめ

今回は「るるぶトラベル」で予約

【タイムセール】春休み・GWにもおすすめ!海一望できる絶景を満喫(素泊まり)

食事条件:1泊食事なし
部屋条件:【最上階】5階 オーシャンビュー・ツインルームA

部屋1 大人:7,514円×2名
宿泊料金合計:15,028円
クーポン割引額:1,502円
お支払い金額:13,526円(消費税込・サービス料込

下田プリンスホテル

下田プリンスホテルの良い点

  • なんと言っても美しいロケーション。
    ホテルと海の間に道路はなく、間近に海を感じる事ができるのは最高!
  • 温泉施設がある。
    お風呂からの眺めも素晴らしく、自然に囲まれた環境でリラックスできました。
  • スタッフのサービスが良い。
    廊下であったスタッフの方達の挨拶や笑顔に癒やされました。

下田プリンスホテルの残念な点

  • 施設の老朽化。
    部屋は綺麗でしたが、やはり古さを感じるところがありました。
    ですが、お掃除はしっかりされているので、特段嫌な印象はありません。
  • 部屋の場所によっては大浴場が遠い。
    宿泊した部屋からは近くてラッキーでした!

以上、初めて『下田プリンスホテル』に宿泊してのレビューになります。
結果、また宿泊したいという感想を持ちました。
釣りもできるようなので、次回はキス釣りなどできたら…と思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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